2009年06月25日

時事日本語社・在韓日本語講師研究会 共催特別講演会のお知らせ

特別講演会もいよいよ27日に迫ってまいりました。

たくさんの方々にご関心いただき、ありがとうございます。
すでに参加申し込みを頂いた方のお席は確実に確保させていただいております。

また、別室にサテライト(講演の様子を画面上にてお流しします)会場(時事日本語学院鐘路第2キャンパス(Testmate)304教室)も準備する予定でおりますので、参加のお申し込みをなさらなかった場合でも、どうぞご安心して会場に足をお運びくださいませ。

まだ若干、会場に余裕のある状態です。引き続き参加ご希望の方の受付も行っております点も併せてお知らせします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

時事日本語社 海老澤美子



●参加申し込み方法
Eメールで受け付けさせていただきます。メールタイトルは、「ソウル講演会申し込み」でお願いいたします。

メール本文には、お名前、ご所属、連絡先お電話番号、メールアドレスをご記入の上、 wasabieyo@yahoo.co.jp(時事日本語社、担当:海老澤)までお申し込みくださいませ。


***************** 記 *****************

日時: 6月27日(土) 15:00~17:50(14:30 受付開始) 
場所:時事日本語学院 鐘路第2キャンパス(Testmate)302教室
※時事日本語学院 鐘路第2キャンパスへの行き方
地下鉄1号線「鐘閣」駅10番出口 鍾路3街方面50m,
又は 同駅4番出口 鍾路3街方面150m,
化粧品MISSHA右折約100m,「ミスタードーナツ」の角を
左折,約50M先左側 「Testmate」の看板が目印。
地図はこちら→icon17

■□ 内容 ■□
14:45~       受付
15:00~15:10   ご挨拶  時事日本語学院 金照雄院長 
15:10~15:30   ご講演 ―第1部    石沢弘子先生
            1.中級レベルの日本語学習者の実態
            2.初級から中級へ向けて必要なコミュニケーション能力とは
15:30~15:50   休憩
15:50~17:20   ご講演 ―第2部    石沢弘子先生
3.『みんなの日本語中級Ⅰ』の特徴と授業の進め方
            文法・会話指導(ポイントと指導例)読解指導・教室活動 など
17:20~17:50   質疑応答
18:00~       懇親会

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Posted by zaikan-koushikai at 17:23学会・研究会情報

2009年06月05日

第96回定例会の報告

去る2009年5月30日(土)、時事日本語学院第2キャンパスにて第96回定例会が行われましたので、ご報告いたします。(参加者24名)

今回の定例会はお二人の先生に発表していただきました。

まず、明知専門大学の小島堅嗣先生には、「日本語会話教育における『言いよどみ』の扱い」という題目でご発表いただきました 。
まず、「言いよどみ」の定義、表現と機能について説明してくださいましたが、「表現」の分類に関しては主に品詞別に5種類、「機能」の分類に関しては、「間つなぎ」、「検索」などの機能別に6種類に分類なさっていました。
また、実際、これらの「言いよどみ」が実際の会話ではどのように現れているかを調べるために、日本語母語話者と日本語学習者の対話を模擬面接という形で調査した結果も報告なさいました。
その結果、「表現」の分類では「アノ・アノー」が、「機能」の分類では「間つなぎ」の出現頻度が高かったということです。
その他、日本語の教科書の「言いよどみ」の扱いについても調査し、その結果、10種類の教科書の中に20種類の「言いよどみ」の表現が現れたことも報告なさいました。
質疑応答では、日本語で話すときに母語の干渉はないか、また、発音の構造と、「言いよどみ」は関わっているのではないかといった意見、「ナンカ」といった表現は多用しすぎると相手に不快感を与えたり、また、使わないほうがいい場面などもあることを学習者の各レベルに合わせて教えていく必要性があるのではないかといった意見が出ました。

その後、簡単な自己紹介、休憩を挟み、韓国外国語大学の平木孝典先生に「高校日本語教科書に見られる男女の描かれ方」という題目でご発表いただきました。
第6次高校日本語教科書12冊と第7次高校日本語教科書12冊に見られる記述、イラスト、写真の描写から、両者の男女の登場比率などを分析し、そこから見える男女の描かれ方の実態について調査結果を報告なさいました。
イラストにおける男女の割合では第6次に比べ第7次のほうがジェンダー化が進んでいること、男女の職種数においては、第6次と第7次では男性の場合大差はないが、女性の場合、第6次に比べ第7次のほうが職種が格段に増えているといった特徴が見られる反面、総じて男女別の職業の制約が伺えること、家庭内での男女の役割においては、父親が家事分担をしている場面というのは探しにくいこと、このような特徴が見られました。
ジェンダー・フリーの観点からも、教科書が、男女の社会、家庭での役割をステレオタイプ化させる媒体となってはいけないことを改めて知る機会となりました。
質疑応答では、教科書における男女の描かれ方というのは、その教科書の執筆者が男性か女性かという点と関わっているのではないか、これらの教科書を通じて日本文化のステレオタイプが危惧される、高校英語教科書との比較もしてみてはどうかといった意見が出ました。

定例会後の食事会ですが、今回は中華料理を味わおうということで、店内の内装にもこだわったお店でエビチリ、小籠包などをおいしくいただきました。

以上、第96回定例会のご報告でした。

次回は、定例会に代えまして6月27日(土)に時事日本語社様とのジョイント特別講演会を予定しております。
 『みんなの日本語中級Ⅰ』韓国版出版を記念し、日本より石沢弘子先生(目白大学外国語学部日本語学科教授・同大学留学生別科長)をお招きして、出版記念のご講演を願う予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

(報告者:横山)

Posted by zaikan-koushikai at 22:08定例会の報告