2012年5月19日(土)、時事日本語学院EJU PLANにおいて第116回定例会が行われました。(参加者:会員16名)。
今回は極東大学の検校裕朗先生に「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・プロジェクト(J-GAP)について」というテーマでご発表いただきました。
ご発表では、既存の「文型・語彙など何がわかる」という評価基準から、新たな基準である「何ができる(Can-Do)」という観点を中心に、JFスタンダードおよびグローバル・アーティキュレーション・プロジェクトについて、新たな日本語教育の方法をご紹介くださいました。
文型・語彙など「~がわかっている」だけではなく、実際の場面で「Can-Do(~ができる)」で評価し、JFスタンンダードを使うことによって、新たな日本語教育の方法をご紹介くださいました。
JFスタンダードとは、「日本語の教え方、学び方、学習効果の評価の仕方を考えるもの」であり、「スタンダード」と銘打っていはいるが強制力はなく、あくまでもツールとしての利用が推進されているものということでした。
また、このJFスタンダードをもとに、 実際の場面で「Can-Do(~ができる)」で評価することとはどういうことかをご説明いただきました。
次に、「既習者は効率よく学べているか」という観点から、アーティキュレーションの現状と対策について、お話をいただきました。
現在韓国では、中・高等学校で日本語を学んだ学習者が大学で再びひらがなを学ばざるを得ないなど、「縦のアーティキュレーション」が欠如し、また大学内で各教師が重複した授業を行っているなどの「横のアーティキュレーション」が欠如している事例が多く見受けられます。
これを改善するためには長い時間と多くの努力が必要ですが、まず「共通の理念」「共通のものさし」「評価システム・シラバス・ポートフォリオ・共有データベースの充実」「決定権を持つ人々の参加やサポート」などが方法例として紹介され、共通の理念と目標を設定する重要性を再確認しました。
ご発表終了後のRTTでは、「みなさんの教育環境におけるアーティキュレーションの問題点とその対策」と題し、出席者の教育現場(4年制大学、2年制大学、教養科目、いわゆる学院など)に分かれ、それぞれの現場の問題点・対策案などについて意見の交換を行いました。
その後場所を移し、夕食会で韓国料理のチムダクを囲みながら、和やかな時間を過ごしました。
次回の定例会は6月9日(土)を予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
(報告者:石川喜一)
今回は極東大学の検校裕朗先生に「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・プロジェクト(J-GAP)について」というテーマでご発表いただきました。
ご発表では、既存の「文型・語彙など何がわかる」という評価基準から、新たな基準である「何ができる(Can-Do)」という観点を中心に、JFスタンダードおよびグローバル・アーティキュレーション・プロジェクトについて、新たな日本語教育の方法をご紹介くださいました。
文型・語彙など「~がわかっている」だけではなく、実際の場面で「Can-Do(~ができる)」で評価し、JFスタンンダードを使うことによって、新たな日本語教育の方法をご紹介くださいました。
JFスタンダードとは、「日本語の教え方、学び方、学習効果の評価の仕方を考えるもの」であり、「スタンダード」と銘打っていはいるが強制力はなく、あくまでもツールとしての利用が推進されているものということでした。
また、このJFスタンダードをもとに、 実際の場面で「Can-Do(~ができる)」で評価することとはどういうことかをご説明いただきました。
次に、「既習者は効率よく学べているか」という観点から、アーティキュレーションの現状と対策について、お話をいただきました。
現在韓国では、中・高等学校で日本語を学んだ学習者が大学で再びひらがなを学ばざるを得ないなど、「縦のアーティキュレーション」が欠如し、また大学内で各教師が重複した授業を行っているなどの「横のアーティキュレーション」が欠如している事例が多く見受けられます。
これを改善するためには長い時間と多くの努力が必要ですが、まず「共通の理念」「共通のものさし」「評価システム・シラバス・ポートフォリオ・共有データベースの充実」「決定権を持つ人々の参加やサポート」などが方法例として紹介され、共通の理念と目標を設定する重要性を再確認しました。
ご発表終了後のRTTでは、「みなさんの教育環境におけるアーティキュレーションの問題点とその対策」と題し、出席者の教育現場(4年制大学、2年制大学、教養科目、いわゆる学院など)に分かれ、それぞれの現場の問題点・対策案などについて意見の交換を行いました。
その後場所を移し、夕食会で韓国料理のチムダクを囲みながら、和やかな時間を過ごしました。
次回の定例会は6月9日(土)を予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
(報告者:石川喜一)
韓国OPI研究会
会員の皆様
早や5月を向かえ、夏らしい季節が始まりました。
会員の皆様におかれましては、お変わりございませんでしょうか。
いくつか、ご報告及びご連絡をさせていただきます。
1)まず、3月に行われました定例会のご報告、また昨年度の報告・決算などは近日中に添付ファイルでお送りいたします。
ご報告が遅れておりまして申し訳ありません。
2)次回定例会ですが、5月26日(土)14:00(13:45受付開始)の午後の開催を予定しております。
遠方の会員の方も参加しやすい時間かと存じます。是非ふるってご参加よろしくお願いいたします。
3)このたび、韓国OPI研究会初代会長である櫻井恵子先生が今学期をもってご退官なさることになり、定例会終了後、韓国OPI研究会としてお祝いのお食事会を設けることになりました。
また、定例会の中でも櫻井先生により韓国OPI研究会のこれまでの歩み、そして今後の課題などに関してお話をしていただくことになりました。
多くの会員の皆様と共に、お話を伺い、またお祝いすることができればと思っております。
お昼間は都合が悪い方も、お食事会のみの参加も可能ですので、その際は是非ご連絡ください。
<定例会スケジュール予定>
13:45-14:00 受付
14:00-14:50 テープ判定①
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 テープ判定②
15:50-16:00 休憩
16:00-16:30 「韓国OPI研究会の歩みと今後の課題について」(櫻井恵子先生)
16:30-16:40 お知らせ・その他
<移動>
17:00~ ご退官お祝いの食事会
詳しいスケジュール、場所など決定しましたらまたご連絡いたします。
まずは、定例会の日時のみお知らせいたします。
川口慶子(韓国OPI研究会)
会員の皆様
早や5月を向かえ、夏らしい季節が始まりました。
会員の皆様におかれましては、お変わりございませんでしょうか。
いくつか、ご報告及びご連絡をさせていただきます。
1)まず、3月に行われました定例会のご報告、また昨年度の報告・決算などは近日中に添付ファイルでお送りいたします。
ご報告が遅れておりまして申し訳ありません。
2)次回定例会ですが、5月26日(土)14:00(13:45受付開始)の午後の開催を予定しております。
遠方の会員の方も参加しやすい時間かと存じます。是非ふるってご参加よろしくお願いいたします。
3)このたび、韓国OPI研究会初代会長である櫻井恵子先生が今学期をもってご退官なさることになり、定例会終了後、韓国OPI研究会としてお祝いのお食事会を設けることになりました。
また、定例会の中でも櫻井先生により韓国OPI研究会のこれまでの歩み、そして今後の課題などに関してお話をしていただくことになりました。
多くの会員の皆様と共に、お話を伺い、またお祝いすることができればと思っております。
お昼間は都合が悪い方も、お食事会のみの参加も可能ですので、その際は是非ご連絡ください。
<定例会スケジュール予定>
13:45-14:00 受付
14:00-14:50 テープ判定①
14:50-15:00 休憩
15:00-15:50 テープ判定②
15:50-16:00 休憩
16:00-16:30 「韓国OPI研究会の歩みと今後の課題について」(櫻井恵子先生)
16:30-16:40 お知らせ・その他
<移動>
17:00~ ご退官お祝いの食事会
詳しいスケジュール、場所など決定しましたらまたご連絡いたします。
まずは、定例会の日時のみお知らせいたします。
川口慶子(韓国OPI研究会)
第116回 在韓日本語講師研究会
定例会会場のお知らせ
木々の緑もひときわ色濃くなってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、116回定例会の会場が決まりましたのでお知らせします。
==================================
<会場>
時事日本語学院 鍾路キャンパスEJU Plan
(第2キャンパス《Testmate》ななめ向かい)4階2号室
==================================
今回は極東大学の検校裕朗先生に「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・
プロジェクト(J-GAP)について」というタイトルでご発表いただきます。
~アーティキュレーションとは~
習得目標達成のためのカリキュラム、インストラクション、評価の異なるレベル間の連続性、
連携、同じプログラム内のクラスの連続性、一貫性をアーティキュレーションと言う。
連続性が下から上まで続いている場合には、最終的に学習を終えた時に、
高いレベルの習得目標を達成することが可能となる。
今週の土曜日に行われる定例会に、皆様お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
***************** 記 *****************
日 時: 5月19日(土) 14:30~(受付開始は14:15から)
場 所: 時事日本語学院 鍾路キャンパスEJU Plan
(第2キャンパス《Testmate》ななめ向かい)4階 2号室
※ 会場は4階ですが、エレベータがない点をご了承ください。
※時事日本語学院 鍾路キャンパス EJU Planへの行き方
地下鉄1号線「鐘閣」駅10番出口 鍾路3街方面50m、
又は同駅4番出口 鍾路3街方面150m、
化粧品MISSHA右折約100m、「CONCIERGE Mobile Store」の角を
左折、約50m先、左側「Testmate」のななめ向かい。
(以下のHP画面下のほうの地図をご参考ください)
http://www.japansisa.com/company/location.asp
■□ 内容 □■
14:15~14:30 受付
14:30~15:45 「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・
プロジェクト(J-GAP)について」
検校裕朗先生(極東大学)
15:45~16:00 休憩
16:00~17:15 RTT「あなたの教育現場のアーティキュレーション達成のためにはどうしたらよいか」
17:15~ お知らせ
ミニコーナー(求人情報や生活に役立つさまざな情報を交換する時間)
17:30~ 食事会
************************************
(文責)横山菜穂子
定例会会場のお知らせ
木々の緑もひときわ色濃くなってまいりましたが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、116回定例会の会場が決まりましたのでお知らせします。
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<会場>
時事日本語学院 鍾路キャンパスEJU Plan
(第2キャンパス《Testmate》ななめ向かい)4階2号室
==================================
今回は極東大学の検校裕朗先生に「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・
プロジェクト(J-GAP)について」というタイトルでご発表いただきます。
~アーティキュレーションとは~
習得目標達成のためのカリキュラム、インストラクション、評価の異なるレベル間の連続性、
連携、同じプログラム内のクラスの連続性、一貫性をアーティキュレーションと言う。
連続性が下から上まで続いている場合には、最終的に学習を終えた時に、
高いレベルの習得目標を達成することが可能となる。
今週の土曜日に行われる定例会に、皆様お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
***************** 記 *****************
日 時: 5月19日(土) 14:30~(受付開始は14:15から)
場 所: 時事日本語学院 鍾路キャンパスEJU Plan
(第2キャンパス《Testmate》ななめ向かい)4階 2号室
※ 会場は4階ですが、エレベータがない点をご了承ください。
※時事日本語学院 鍾路キャンパス EJU Planへの行き方
地下鉄1号線「鐘閣」駅10番出口 鍾路3街方面50m、
又は同駅4番出口 鍾路3街方面150m、
化粧品MISSHA右折約100m、「CONCIERGE Mobile Store」の角を
左折、約50m先、左側「Testmate」のななめ向かい。
(以下のHP画面下のほうの地図をご参考ください)
http://www.japansisa.com/company/location.asp
■□ 内容 □■
14:15~14:30 受付
14:30~15:45 「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・
プロジェクト(J-GAP)について」
検校裕朗先生(極東大学)
15:45~16:00 休憩
16:00~17:15 RTT「あなたの教育現場のアーティキュレーション達成のためにはどうしたらよいか」
17:15~ お知らせ
ミニコーナー(求人情報や生活に役立つさまざな情報を交換する時間)
17:30~ 食事会
************************************
(文責)横山菜穂子
第116回 在韓日本語講師研究会
定例会のお知らせ
さわやかな新緑の季節、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
前回の定例会は特別講演会としまして横浜国立大学の河野俊之先生に、「魅力ある日本語講師であるために―日本語教師教育者として―」という題目でご講演いただきました。
さて、第116回定例会のご案内をさせていただきます。
今回は極東大学の検校裕朗先生に、
「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・プロジェクト(J-GAP)について」というタイトルでご発表いただきます。
~アーティキュレーションとは~
習得目標達成のためのカリキュラム、インストラクション、評価の異なるレベル間の連続性、連携、同じプログラム内のクラスの連続性、一貫性をアーティキュレーションと言う。
連続性が下から上まで続いている場合には、最終的に学習を終えた時に、高いレベルの習得目標を達成することが可能となる。
RTTでは「あなたの教育現場のアーティキュレーション達成のためにはどうしたらよいか」というテーマでグループで話し合う予定です。
会場の詳細につきましては、決定次第、すぐご連絡いたします。
皆様、お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
***************** 記 *****************
日 時: 5月19日(土) 14:30~
場 所: 時事日本語学院 鍾路キャンパス
■□ 内容 □■
14:15~14:30 受付
14:30~15:45 「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・
プロジェクト(J-GAP)について」
検校裕朗先生(極東大学)
15:45~16:00 休憩
16:00~17:15 RTT「あなたの教育現場のアーティキュレーション達成の
ためにはどうしたらよいか」
17:15~ お知らせ
ミニコーナー(求人情報や生活に役立つさまざな情報を交換する時間)
17:30~ 食事会
************************************
※2012年度の会費(2万ウォン)を未納の方は、定例会当日直接お支払いになるか、または次の銀行口座にお振込みください。よろしくお願い致します。
銀行口座名 : CITI BANK,大池 森(おおいけ しん)
口座番号 : 350-17994-267-01
※なお、新規に入会される方には入会費として1万ウォンをいただくことになっております。
※定例会のお問合せは石川(携帯 010-7641-8733)まで、会場のお問合せは時事日本語学院(02-735-1582)までお願いします。
※また本研究会のHPでは「耳寄り情報」として会員の皆様からのお知らせを掲載しております。
次のカテゴリに該当するもので、掲載ご希望の方は以下のアドレスまでご連絡ください。
<掲載できるお知らせ>
1.講師募集 2.学会・研究会情報 3.セミナー・研修会情報 4.出版情報
<当会メールアドレス>
zaikan-koushikai-owner@yahoogroups.jp
<在韓日本語講師研究会ホームページ>
http://zaikan.shiga-saku.net
(文責)運営委員 横山菜穂子
定例会のお知らせ
さわやかな新緑の季節、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
前回の定例会は特別講演会としまして横浜国立大学の河野俊之先生に、「魅力ある日本語講師であるために―日本語教師教育者として―」という題目でご講演いただきました。
さて、第116回定例会のご案内をさせていただきます。
今回は極東大学の検校裕朗先生に、
「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・プロジェクト(J-GAP)について」というタイトルでご発表いただきます。
~アーティキュレーションとは~
習得目標達成のためのカリキュラム、インストラクション、評価の異なるレベル間の連続性、連携、同じプログラム内のクラスの連続性、一貫性をアーティキュレーションと言う。
連続性が下から上まで続いている場合には、最終的に学習を終えた時に、高いレベルの習得目標を達成することが可能となる。
RTTでは「あなたの教育現場のアーティキュレーション達成のためにはどうしたらよいか」というテーマでグループで話し合う予定です。
会場の詳細につきましては、決定次第、すぐご連絡いたします。
皆様、お誘いあわせの上、奮ってご参加ください。
***************** 記 *****************
日 時: 5月19日(土) 14:30~
場 所: 時事日本語学院 鍾路キャンパス
■□ 内容 □■
14:15~14:30 受付
14:30~15:45 「JFスタンダードとグローバル・アーティキュレーション・
プロジェクト(J-GAP)について」
検校裕朗先生(極東大学)
15:45~16:00 休憩
16:00~17:15 RTT「あなたの教育現場のアーティキュレーション達成の
ためにはどうしたらよいか」
17:15~ お知らせ
ミニコーナー(求人情報や生活に役立つさまざな情報を交換する時間)
17:30~ 食事会
************************************
※2012年度の会費(2万ウォン)を未納の方は、定例会当日直接お支払いになるか、または次の銀行口座にお振込みください。よろしくお願い致します。
銀行口座名 : CITI BANK,大池 森(おおいけ しん)
口座番号 : 350-17994-267-01
※なお、新規に入会される方には入会費として1万ウォンをいただくことになっております。
※定例会のお問合せは石川(携帯 010-7641-8733)まで、会場のお問合せは時事日本語学院(02-735-1582)までお願いします。
※また本研究会のHPでは「耳寄り情報」として会員の皆様からのお知らせを掲載しております。
次のカテゴリに該当するもので、掲載ご希望の方は以下のアドレスまでご連絡ください。
<掲載できるお知らせ>
1.講師募集 2.学会・研究会情報 3.セミナー・研修会情報 4.出版情報
<当会メールアドレス>
zaikan-koushikai-owner@yahoogroups.jp
<在韓日本語講師研究会ホームページ>
http://zaikan.shiga-saku.net
(文責)運営委員 横山菜穂子